【自動車整備士専用】ブラック企業の共通点27個|面接時の特徴から見抜く術

「この会社、なんかヤバいかもな」
俺の直感は、ほぼ当たる。
ただ、俺は人を信じやすく直感ではヤバいと感じても、
面と向かって上手いこと話されると騙されてしまう。
整備士として16年、大半がカタギの人間じゃない港湾でも働き、
数々の“地雷職場”を踏破してきた俺が今から語ろう。
ブラック企業には共通点がある。
しかも、面接の時点でほとんど見抜ける。
ブラック企業を2社経験したからこそわかる。
2社目に入った時点ではわからなかった。
そして、3社目はブラックではなかったが、初のパワハラを受けた。
これは見抜けなかった俺が未熟だったからだ。
君には俺のようにはなってほしくない。
だから、言おう。全てを隠さず、俺の実体験を元に。

企業名を出してやりたいのは山々だ。だが、ブラック企業だった会社だ。俺自身を守るために隠すことは許してくれ。

そうね、いくら腹の立つ会社だったとしても、ブラック企業だもの。
何をしてくるかわからないわ。
本記事では、大手転職サイトでは語られない、
リアルな“ブラック企業の見分け方”を
整備士目線で27個の共通点を話していこうと思う。
信じるのは、口コミでも企業サイトでもない。
「自分の違和感」こそが最強の武器になる──
転職は、人生を左右する選択だ。
二度と”クソみたいな会社”に時間と魂を奪われないために。
俺を信じろとは言わない。
だが、参考にはなるはずだ。
実体験から得たブラック企業27の共通点

直感は、未来の自分が送ってくる“救難信号”だ。
俺は現在、社会人になって5社目の会社で働いている。
厳密に言うと、労働基準法上間違っている部分はあるが、妥協できる部分だ。
ちなみに現在は、福祉系だが、
「健康診断が会社負担で年に1度実施されていない」
という事以外、ブラックな要素がない。
そんな俺が、5社のうち2社もブラック企業に入ってしまった経験から、
かなり信憑性の高い自動車整備士向けのブラック企業共通点を洗い出した。
参考にしてくれ。
特に労働条件に対して注意が必要なポイントは文字を赤色にしている。
職場環境に関して、注意が必要なものはラインを引いておく。
整備士向けブラック企業の共通点リスト27
- 頑張った分だけ給料で還元する、と言ってくる
- 求人票に有給休暇の記載がない(要確認)
- 退職金がない代わりに給料が高いと説明される
- 固定残業がある(20~60時間)
- 固定残業込みの年収と、実際の割増賃金の計算が合わない
- 工場内に従業員監視用のカメラがある
- 個人携帯を請求額が大幅に変わるくらい業務に使わせてくる
- 社内のやり取りがLINEアプリ中心
- 社長が整備士の経験がない(※中途半端な知識で現場に口出ししてくる)
- 求人票の残業の平均時間が過去最も少なかった年のデータを使っている
- 社長が元暴走族(命令が絶対・話が通じない)
- 社員旅行(年1回・海外)と記載がある(事実ではない)
- 年中求人が出ている(定着率が悪く、常に人手不足)
- 「なんでもやります」「幅広くお任せします」と記載
- 整備士なのに、毎日日報の提出がある
- 給与が整備士相場と比べて異常に高い
- 話がコロコロ変わる(社長や責任者が気分で指示を変える)
- 応募した勤務先と違う場所に内定される
- 試用期間が異常に長い(6ヶ月以上など)
- 「検査員必須」とだけ記載されていて職務が不明瞭
- 「やる気があればOK」と書かれている
- 「コミュニケーション能力が高い人歓迎!」と書かれている
- 求人票に「意思疎通のできる方」とある(内部に問題社員がいる可能性)
- 「未経験OK」「3級でもOK」と書かれている(人が定着しない)
- 面接時に整備士が挨拶をしない(人間関係が悪い or 心が病んでる)

ここで一つ質問させてくれ。
君が行きたい会社はブラック企業の共通点にどれだけ当てはまる?
これを信じるか信じないかは任せる。
だが、俺はその共通点を全部“経験済み”だ。

ヴェルニス…あなた、こんな経験をしてきたのね。
辛かったでしょう…

ああ、辛かったさ。だが、安心してくれ。
クソみたいな会社を経験してきたからこそ、今の俺がある。
まず、労働条件に関して危険だと感じたのは赤文字で記載している7つだ。
これらを具体的に解説していこうと思う。
特に注意したいチェックリスト7つ(労働条件)
俺が経験した最もブラックだった企業は転職2回目。
つまり、3社目の会社だった。
労働基準法だけでなく、道路運送車両法、道路交通法もかなり違反していた。
この話はあとあと、話そうと思うから興味があったら、
下の方まで読み進めてくれ。
それじゃあ、いくぞ!
頑張った分だけ給料で還元する、と言ってくる

うちは、頑張った分だけ給料で還元してるから!
みんな昼休憩もタバコ吸ったらすぐ仕事始めてるよ。

そうなんですか!
じゃあ、僕は休憩なしでやります!
こんな今考えたらアホな発言をしていた。
これがどうなったと思う?
冒頭でも書いたが、俺はすぐに人を信じてしまう。
嫁にも「あんたはすぐに人を信じて騙される」と言われる。
結果どうなったかと言うと、
昼休憩なし。(実質休憩時間0分)
毎日4〜7時間の残業。(深夜2時まで残業)
これが普通になった。
もちろん、給料で還元されることはなかった。
求人票に有給休暇の記載がない(要確認)
これは俺が今の職場に来る前に面接で経験した話だ。
dodaやエンゲージ、求人ボックスのような転職・求人サイトの
求人票を見ていると気付くことがある。
以下は実際に面接まで行った整備工場の求人票だ。
四角で囲んだ部分に注目してほしい。


めちゃくちゃ条件いいじゃねーか!俺も今すぐ応募したいから、この工場の連絡先教えてくれよ!

確かに、一見すると”条件がかなりいい”ように見えるだろう。
だが、よく見ると有給休暇の記載が全くない。
拡大してみようか。

完全週休2日でその2日が土日で休みは整備士業界では珍しい部類になる。
整備士業界で多いのは「月曜、火曜、水曜、シフト制」だ。
特に俺が住む名古屋はとにかく整備士人口が多い。
これは転職エージェントも理解している。
残業がないというのもかなり響きがいい。
最近は俺が在籍していたT自動車は残業ゼロに近い状態になっているが、基本的には残業が多いのが現状だ。
さらに年間休日120日以上ということは、週休2日に加えて、年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどにも、休日以外の休みがあるということになる。
給料はさほど高くは無いが、労働条件はかなりいいだろう。
かなりの好条件だ。基本的に町工場はエアコン完備ではないことを考えても、この休みの多さと土日休みにはかなり惹かれるものがある。
ネックは記載のない有給休暇のみ。だから、俺は面接に行くことにした。
わからないことは直接聞けばいい。この時の俺の状況は4社目に在籍中で37歳、もう次の転職がマジで最後になろかもしれないと覚悟を決めて労働条件には妥協しない心構えで臨んだ。
過去のブラック企業に勤めた経験から得た教訓と不安を全て拭い去るための戦いだ。
有給休暇はありますか?
俺は履歴書を持ち込んで面接に向かった。
一通りの説明を聞き、疑問に思ったことを払拭し、給与の交渉などした上で、俺は聞いた。

あの、求人票に有給休暇の記載がなかったのですが、”もちろん”有給休暇はありますよね?

あー。有給休暇ね。うちは無しにしてるよ。でも、休みたいって言われたら基本的に断ることはないから安心して。

え、有給休暇ないのに、休んだら給料減るじゃないですか。

うん、そこも安心してもらっていいよ。
みんな自由に休んでるし、うちは休んでも皆勤手当はつけたままだし、休んだからと言って、給料減らすことはないから。
今、従業員は僕と他におじさん2人なんだけど・・・
今日も57歳の従業員が午後病院だから休むって言うからOKしたし、昨日も49歳のもう一人の従業員が朝からお母さんを病院に連れて行くからって午後3時くらいにきたし。
当日、体調悪くて休みたいって言われても、俺が一人で頑張るだけだから基本的にはOK
コロナの時も2人ともコロナになっちゃって、キツかったけど、治るまで休んでもらったから。

(ん?なんか話がおかしいぞ? しかも、求人票には20年以上勤務のスタッフが多数在籍って書いてあったのに2人しか従業員いない?)え、休んでも皆勤手当つくんですか?
それって、給料減らないからって休んでもわからないじゃないですか。
それに、本当に病欠とかでも、「アイツ、ズル休みだな」とかなりませんか?
それと、旅行に行きたいとかなって長期で休みになったら、それもそれで、「アイツ、休み長くね?」とかなりません?

まあ、あまり休みが長いのも困るけど、みんな自由に休んでるからずるいとか思うことはないと思うけど。
有給休暇が欲しいってなると、週休2日にできなくなっちゃうからさ。
大型連休もなくさないといけないし。
という会話をしたのだが、、、
いや、言ってる意味がわかんねぇぞ!!
というのが正直な感想だった。
とはいえ、俺は当時在籍していたパワハラ輸入車ディーラーからすぐに逃げ出したかったため、働きたい旨伝えて帰宅した。
有給休暇に関してはかなり長く話したのだが、まあ自由に休めるから労働基準法で定められてる分はしっかり休むことを伝え、自分で何日休んだのかこちらで把握することも伝えた。
正直、パワハラ会社から出れるなら、それくらいは目を瞑っても問題ないかと思ったんだ。
人当たりも良かったし、一緒に経営してるのが、妹さんで、その人も人当たりが良く、人間関係ではうまくやれそうだった。
まあ、結果は不採用。理由はわからず。
今から書くことは話が逸れるが、読みたければ読んでくれ。もちろん、次のブラック企業の共通点の理由が読みたければ、今から書く余談は飛ばしてくれても構わない。
VELNISが不採用だった理由を私が代わりに伝えるわね。
VELNISはこの後、G社チェーン店、N社チェーン店、民間整備工場、大手国産ディーラーなど内定をもらう段階で、提示された条件に納得できなかったり、募集条件と異なる条件の提示、固定残業代と割増賃金の計算が合わない事実等、直接確認することで、辞退してきたわ。
1ヶ月が経ったことから、再度、有給休暇のない町工場に直接電話したところ、以下のような回答があったの。

ぶっちゃけ言うと、寝てないでしょ?
ヴェルニスさんね、働きすぎなの。
うちとしても看板付きのお客さんの車預かってる以上、事故とか起こされても困るし、リスクあるからさ。
そう、VELNISは副業してもらっても構わないという了承も得ていたわ。
確かにVELNISは副業をしていて、1日の睡眠時間は2時間ほど。
もし、あなたが気になるのなら、VELNISのプロフィールを見てみるといいわね。


固定残業込みの年収と、実際の割増賃金の計算が合わない
これもひどい話で、みなし残業って制度事態が整備士に適用されることがおかしいと俺は思っている。
みなし残業に関しては3社目の町工場で嫌な思いをさせられたことから、特に厳しく見ているのだが、求人票に記載されている段階から、計算が合わず、面接してから提示された条件で修正されていれば、入社しようと思ったチェーン店があった。
実際に面接を受け、みなし残業がおかしいと伝えた上で提示された条件がある。


おいおい、条件提示してくるのに、内役も書かねぇのか?

あら、本当ね。この時点でブラック企業濃厚な匂いがするわね。
それに、みなし残業を「見込み」と勘違いしているわね。

見込み残業は”これくらいの残業がありますよ”という見込みだ。
みなし残業はすでに”その時間分残業したものとして組み込まれているもの”になる。

59000円のみなし残業があり、さらに残業が26〜27時間とわけのわからないことを言っている。
みなし残業は変動するものではない。言いたいことは山ほどあるが、重要なのはここからだ。
そもそも残業をすると、割増賃金として、「基本給の1.25倍」で賃金が計算される。
25%上乗せしての給料というわけだ。
これはみなし残業にも適用され、1.25倍されたものがみなし残業の金額になる。
俺の提示された条件だと、
- みなし残業27時間=59000円
- 基本給348000ー59000円(みなし残業代分)
つまり、289000円が基本給となる。
この基本給をもとにみなし残業代が割増賃金になっているのか計算する。
出勤日数=31日ー8日(週休2日)→23日
289000円÷23日=約12565(日給)
12565÷8時間=約1570円
1570円×1.25(割増25%分)=約1963円
1963円×27時間=約53000円

あれ、本来のみなし残業が53000円なら、提示されたのが59000円なんだから、6000円お得じゃん!

ここで考えてみてくれ。59000円のみなし残業にするためには、基本給がもっと高くなくてはいけないんだ。
このままだと、本来もらえるはずの基本給の額に達していない計算になる。
仮に提示されたのが342000円(みなし分53000円含む)なら問題はない。
だが提示されているのは59000円のみなし残業だ。
みなし残業は59000円1.25倍されたものとすると、、、
59000円÷27時間=約2186円(割り増し後の時給)
2186円÷1.25(割増分)=約1748円
1748円(基本時給)×8時間=13984円(日給)
13984円×23日(出勤日数)=321632円
これは単純計算だが、さらに突き詰めると、、、
365日(年間日数)ー105日(週休2日の休日日数)=260日
260日×8時間=2080時間
2080時間×1748円(みなし残業から計算した基本時給)=3635840円(年間の基本給)
3635840円÷12ヶ月=約302987円(月給)
302987円が基本給となるはずなんだ。
この相違を俺は採用担当に伝えたところ、お時間をくださいとのことで、一週間後に連絡がきたが、計算が合わないこともあるため、納得頂けたら、内定通知書を発行すると言われた。
もちろん、こんなことで俺がOKするわけがない。
こういう曖昧な解答や雇用される側に納得してもらおうとする姿勢が、他にも従業員に対して教養を求めることが多々あるんじゃないかと読んだ。

ちなみに俺が異業種に転職する前の輸入車ディーラーでは、みなし残業代30時間で81700円と細かく設定されていて、基本給も計算して300円くらいの誤差だったが、合っていた。

教えてくれて、ありがとよ。
そんなところまで見ていなかったよ。
工場内に従業員監視用のカメラがある
笑えるようで笑えない話なんだが、3社目の会社は従業員監視用のカメラが複数台あった。
防犯用でカメラを設置するのならまだわかるが、監視されていると思うといい気はしない。

そんなこともあったわね。フフ
それもあなたが労働基準監督署に通報したり、愛知運輸支局に告発したりするからよ。

そうなだ。確かに俺が招いたことだ。
残業代未払い、年間休日不足、有給休暇毎年リセット…
違法改造、エアコンガス大気放出、お客さんの車路上駐車、無認可整備、車検後戻し…
挙げ出したらキリがない。
従業員が団結しないように、何か証拠を集めていないか監視する目的などで、監視カメラを設置するような会社はマジでヤバいから、もし君がそんなクソみたいな企業に勤めているのなら今すぐ転職を考えるべきだ。
転職に関して情報が知りたければ、以下の記事がオススメだから読んでみてくれ。

年中求人が出ている(定着率が悪く、常に人手不足)
これは定石だな。恐らく求人サイトを見ていると、
ここいつも求人出てんな?
と思うこともあるだろう。
これが意味するのは、君も頭では理解しているだろうが、
- 募集をかけても応募されない
- 採用してもすぐに辞めてしまう
- 人手不足
- 採用されない
上記がほとんどだろう。
募集をかけても応募されない
募集をかけても応募されない理由はいくつもあるが、悪い噂が立ってしまうとこの傾向が出やすいと感じている。
整備士同士で噂が広まることは多々あるし、口を大にしては言えないが、部品屋だったり、ケミカル屋だったり、工具屋だったり、そういうところから情報は漏れるからな。
実際、ルート営業と仲良くなるのは、距離感が近い整備士たちだ。
俺もルート営業の人から自分が調べた情報が正しいかどうかの判断で、話を聞くことはよくある。
余談だが、だいたいルート営業の情報と一致すると、そこはブラックだ。
採用してもすぐに辞めてしまう
特にブラック企業の場合はこれがほとんどだ。ブラックじゃないところは定着率が高い。
つまり、離職率が低いんだ。だが、定着率「90%」とか、離職率「20%」とか書かれていても注意が必要だ。
その情報が何年のものなのか、どれくらいの期間での話なのか、どの条件での話なのかが重要だ。
- 離職率20%(2024年新卒採用)
- 離職率30%(過去3年の中途採用のみ)
- 定着率90%(2022-2023年)
- 定着率80%(2023年度実績)
- 定着率99%実績(過去5年間の新卒に限る)
というような書き方がされていたりする。
もし、詳細が書かれていない場合やエージェントから聞かされた数字ならしっかりと聞くなり調べるなりするんだ。
俺もエージェントから「ここは大手だし、定着率が高くてオススメです」
と言われたが、それはいつから、いつまでの期間で、どのような条件か教えてください。
と言ったが、、、
「それは、、、わからないので、採用担当に確認してきます」
と。
それを聞いてから俺は面接にいくかどうかを決めている。
俺はここ(福祉職)に来る時に悩んだもう1社が条件もよく、定着率も高く、実際に面接にも行き、現場の整備士を見て定着率が高い理由も感じ取れた。
人手不足
そもそも、整備士の人口が年々減ってきていて、そもそも人手不足だったりする。
(4)整備要員数および整備士数
整備要員数は 399,619 人で、前年度とより 667 人(0.2%)増加しました。
整備士数は 331,681 人で、前年度より 2,638 人(0.8%)減少、整備要員数に対する整備士
数の割合(整備士保有率)は 0.8 ポイント低下して 83.0%になりました。日本自動車整備振興会連合会
“令和4年度 自動車特定整備業実態調査結果の概要について“引用
採用されない
ただ求人を出しているだけの場合もあることを覚えておいて欲しい。
空求人と呼ばれるやつで、ゴーストジョブと言われている。
特に求人掲載費がかからないサイトでよく見かけるが、実際はすでに働き手を見つけているにもかかわらず、求人を削除するのが面倒で、非掲載にしないことは大いにある。
事実、俺がいた会社も募集はしていないが、ずっと掲載していた。
その方が今いる従業員が辞めた時に新しく求人を出す手間もかからないから、理に適っていると言えばそれまでだが、リクルートしている側からすれば、時間の無駄でたまったもんじゃない。
他にもハローワークに条件を満たした上で掲載すれば、助成金がもらえるようだが、この点については、俺も知識が無い。
給与が整備士相場と比べて異常に高い
住んでいる都道府県や地域によって平均的な整備士の金額はおのずとわかってくる。
恐らく、君も求人を見ていて、だいたいの相場は把握しているだろう。
一見するとおいしい話のようにも見える。

給料がよかったら、多少雰囲気悪くても我慢できると思うぜ!
なんたって、今のところは社長がクソだからな。
そう思うのも無理はない。事実、俺もそう思っていた。
俺が整備士最後の転職先として勤務したディーラーは、給料が他の輸入車ディーラーと比較しても群を抜いて高かった。
労働条件もよく、エアコン完備で夏も冬も快適に作業ができた。が、、、
入社7日目に腹を殴られた。やり返すことも考えたが、嫁が喧嘩が嫌いなのと子供が出来てからは、手を出さなくなってしまった。

そもそも、VELNISは空手も合気道も有段者だから手を出したらいけないわ。どうせ、いつも通り痛くなかったんでしょ?

ああ、確かに痛くはなかったし、警察を呼んで終わらせようと思ったんだが、俺と一緒にマネージャーも変わったことで、そのマネージャーも事実確認したいから警察呼ぶのは待ってくれと言ってな。
結局、警察呼ぶことすらも面倒になって我慢したが、その後、俺が手を出さないのをいいことに、言葉の暴力が増えていった。
人格否定もされたが、俺よりも酷い奴が2人いた。
そもそも、俺が最終面接を2月に行き、7月に入社するまで5ヶ月あったが、その短い間に4人も辞めていた。
俺が入社した後も、3ヶ月で1人、6ヶ月で1人辞めた。
俺自身も364日目で最後にして現職に変わった。
365日経過すると、エージェントにマージンが入るが、こんなひどい状態だったことを隠していたことを考えると、マージンを渡すわけにはいかないからな。
俺は悪い噂とか聞いてないか、口コミもあまりよくないことを知っていたからエージェントに情報を求めたんだが、聞いたことないの一点張りだった。
5年前にもその輸入車ディーラーは応募はしていたのだが、その時はダイバージェンスの担当が、ここは本当に入れ替わりが激しいんで辞めた方がいいです。
と、正直に言ってくれていた。ただ、当時の担当者も辞めたらしく、社内はいい方向になったのかと思い、俺は入社を決めたんだ。
営業側はかなり雰囲気もよく、整備側に無理を言うこともなく、労働条件もよく、労働基準法も守っているし、給料も高い。
最高の職場になるはずだったんだが、、、
その会社にいすわる「ガン」がいたってわけだ。それも2人。
威張りまくり、人をけなす、ゼネラルマネージャー以外は自分より先に入った人間だろうが、歳上だろうが、タメ口ではなし、「あれやっといて」と指示するようなクソガキ。

日付を間違えるだけで、「なんで? なんで? なんで16日ってなんてんの? ねぇ、なんで? なんでそうなる?」と連呼してくるからな。
「VELNISさん、これ日付間違ってますよ」と一言で済むだろう。
そして、もう一人は自分はやれていない事を他人には怒り狂っていうやつだ。
定期点検ステッカー台帳で人の頭を殴ったり、階級的にそのオヤジの仕事なのだが、「今忙しい!」「俺は手を止められるのが一番嫌いなんだ!」とキレる始末。
この事実を上司に伝えても、「言ってくれればやるのに」と言うくらいだ。
俺の場合は、これ以上俺にこの態度取ったら訴えると言った事で、俺にはそういう態度は取ることはなくなったが、他のやつらには相当ひどかった。
一つそいつがよかったのは、実力をしっかり認めることだけだったな。

VELNIS、この先は自慢話になりそうだから、この話はこの辺で終わりにしましょう。

ああ、すまない。取り乱してしまった。
結局、このような現状だったために、人がすぐに辞めていき、求人を出すわけだが、早急に人員を確保しないと回せない状態であることから、給料を釣りにして集めるしかなかったと俺は解釈している。
だから、改めて言う。
平均より大きく上振れしている給料提示は危険だ。
行くか行かないかはお前の選択次第だが、俺のような体験をする可能性もあるということは覚えておいて損はないだろう。
「やる気があればOK」と書かれている
やる気があれば大丈夫!
人柄重視の会社です!
というのも危険だ。
人柄重視というのはつまり、優しい人のことだ。
優しい人というのは基本的に断ることができず、いいなりになるケースが多い。
例えば、長時間の残業を強いられることもあるし、突然許可もなく給与形態が変わると言うこともある。
なぜなら、俺が実際に経験したからだ。


こういうことしてくる会社は労働基準監督署を入れようが、何しようが、タイムカードを隠したり、口裏合わせる会議を開いたりする。
そのうち当時の録音音声をYouTubeで公開してやろうと思っているが、報復された時に戦えるような資金が現在の俺が無いから今はリスクが高くてできない。
だから、こうしてブログ運営によって自力でなんとかしようとしている。

もう、ヴェルニスったら。また話が逸れていきそうよ。

これは、すまないミシェル。読者に伝えたいことが多すぎるようだ。
記事を書いていると、ブラック企業に当たって欲しく無い思いから、俺の経験をあれこれ言ってしまう。すまなかった。
話を戻すが、やる気だけとか人柄重視と言っているところは、基本的に社長の言うこと絶対主義で意見や提案もスルーされることだろう。
特に注意したいチェックリスト10つ(労働環境)
ここからは、条件よりも職場の環境に関して記載していく。
できれば、俺の体験から得た回避したい項目だから、求人に応募する際には参考にしてほしい。
社内のやり取りがLINEアプリ中心
これは最近よく使われているな。
別にラインを使うから悪いというわけではない。
俺がこの会社クソだなと思った理由をまとめておくから、確認してみてくれ。
あながち、間違ってないと思えるはずだ。
- ビフォーアフター画像を頻繁に送らせる
- 異音や異常確認を動画で送らせる
- 外注とラインでやり取りさせる
- 部品発注をラインでさせる
- 作業中にラインを見ていないと1分後に電話がかかってくる
- 従業員10人程度なのにラインアンケートを使いたがる
- 休みの日でもラインで作業可否や工賃など聞いてくる
- 平気でラインから休み連絡を入れてくるやつが多い…etc
これは俺が実際に3社目の工場でラインで行っていた一部だ。

わかるわ〜! 休みなのにライン送ってくんなって話だよな。
まあ、そこは1万歩譲って多めに見るにしても、俺が一番気に入らなかったのは、個人の携帯ですべてラインでやり取りさせることだ。
動画を送るのも、画像を送るのも、業者とやり取りするのも、見積書を送るのも、すべて個人の携帯であり、
通信費も全部個人持ちというのが気に入らない。
wi-fiも使わせてもらえず、携帯電話代として給与で支給されることもない。
俺は3社目の企業に入ってから通信費がおおよそ7000円上がった。
今まで2GBの通信費で足りていた俺からしたら、プラン変更しただけで大赤字だ。
だから、俺は面接の時にはwi-fiは使用できますか? と、問うようにしている。
社長が整備士資格ナシ(※中途半端な知識で現場に口出ししてくる)
これもやっかいだ。
整備士歴が長くなるにつれて、知識も経験も上がってくるし、プライドも高くなってくるだろう。
実際の車両を見て、ある理由で物理的に作業ができず、部品を交換しないといけない状態は多々あると思う。
俺らは今までの経験と知識をフルに活用して、なんとかなる方法を探す事をしているはずだ。
部品を交換すれば治るが、お客さんがお金がなく、清掃でやってみたら治った事例もあるだろう。
そんな中でも、これは「絶対にムリだ」ということも出てくる。
ネタになるような話だが、俺は以下のような経験をした。
3社目でのことだが、4トンダンプでクラッチの交換が入った。
まず、作業前の条件だが、、、
- ミッションジャッキ無し
- リジッドラック(シャシ馬)1.5トンまで4つ
- 認証工場小型
- 中型インパクトレンチ無し

という前提条件のもとでの作業だ。
俺と社長の間にはこのようなやりとりがあった。

いや、社長、危なすぎるんでやれません。
しかも、うち認証小型までですよ。
ミッションジャッキも無いですし。
馬も許容能力1.5tですよ。

いや、大丈夫っしょ。
俺も降ろす時手伝うから。

いや、そういう問題じゃなくて、危なすぎるんで。
怪我したらどうするんですか。

○△□×自動車ができるって言ってたから、やればできるっしょ。

そりゃ、やれば出来ますけど、危険なんで。
設備も無いんで、外注に振りましょう。

いや、外注出したらもったいないじゃん。
外注出したら、うちの利益1万円くらいしか乗せて無いから、仕事受けた意味なくね?

・・・。
わかりましたよ。やればいいんですね。
俺はこのやりとりが時間の無駄だと感じて、諦めて了承した。
最終結論を言うと、俺は整備主任者だから愛知運輸支局に連絡して、ミッションが降りている状態の時に見に来てもらった。
その時、横には地面と接している車高で、触媒なしの直管マフラー付きV6エンジンの車両がいたが、国交省の人は直している途中だと社長に言われ、それを最終確認するすべが無いため、今回はダンプの方だけと諦めていた。
「あなたのような正義感の強い人が多いとうちも助かるんだけどね。」
と、国交省の人が言っていたが、俺も整備業界はそうであってほしいと思っている。
結局、ミッションを降ろすときは、地面に寝そべって3人で降ろすことになったのだが、降ろすと言うよりも、
地面に落とした
が、正解だ。
絶対に俺は怪我をしたくなかったから、シャシの上からミッションをこじる役。
社長ともう一人の従業員は下で支えるという状態だったが、、、
見事に落ちた。
下2人で、あんな重たいミッションを支えられるわけがねーだろと、最初からわかっていたが、やらせた責任は取ってもらおうと思ってな。
ミッションケースは生きていたが、フランジは割れたから交換することになったのは言うまでもないだろう。
上記のケースはネット情報ではないが、○○自動車ができるって言ったからとかいう適当に返事された話を鵜呑みにしたケースだ。
もちろん、ネットではこう書いてあるからということも数えきれないくらいあったが、100%に近いくらい失敗に終わった。
余計に金がかかることになるのを、理解していない。
先ほどのクラッチ交換も設備の整った外注に出していれば、1日で返却されるし、人件費もかからないし、1万円でも利益は出る。
目先のことしか考えず、リスクを取り、金もお客からの信用も失う羽目になる。
こんな頭の悪い社長がいる会社はすぐに辞めるべきだ。
社長が元暴走族(命令が絶対・話が通じない)
先ほどのブラック企業社長とのやりとりを見てもらったらわかると思うが、とにかく話が通じない。
それに伴って、違法改造も車検後戻しも、こちらが何を言おうが聞く耳を持たない。
俺はかなり反論する方だったが、言いなりになる奴らがほとんどだった。
社長がいないところで、社長の悪口を言うのは当たり前で、みんなストレスを抱えていた。
「どうせ言っても聞く耳もたん」
「何言っても無駄だからねー」
「社長はワンマンすぎるんだって」
「従業員のことなんも考えとらん」
「利益しか見てないからね」…
こんな話ばかり聞く。それを誰かが告げ口して自分の株をあげる。
社長を「ヨイショ」する人間も現れる。
この話を書いていて思い出したが、入社3日目で飛んだと思ったら、弁護士から社長宛に連絡があり、裁判になる直前にまで行ったこともあった。

飛んだくせに、なんで給料払わないかんの?
迷惑してるのこっちなんだけど。
確かに、飛ばれたらかなり迷惑だ。
が、しかし、その原因を作ったのは間違いなく、ブラックな環境であり、ブラックな企業を経営している社長だ。
自業自得としか言えない。
基本的には「やればできる」スタイルでいるため、危険とかリスクとかは一切考えようとしない人間が多いと思っておいた方がいい。
また、客層もかなり悪い。
違法改造を強要してくる客や最初からボンネットに穴が空いていたのに、穴開けただろと言ってくるようなクレーマーもいるくらいだ。
車検に通らない状態なのに、なんで通らないんだとキレてくるやつもいる。
付き合い上、お客が社長の先輩だった時もやっかいすぎる。すべてにおいて社長が言いなりだ。
それは従業員に直接影響するのは言うまでもないだろう。トップがクソみたいなやつだと、お前が損するだけだ。
気をつけてくれ。
整備士なのに毎日、日報提出がある
正直いるか?
と俺は思う。
整備士は車を直して、メンテナンスして利益をあげる。
そこに時間のかかる日報を書かせるなんて、整備に使う時間が少なくなるのを理解していない。
雑な日報ならいいが、しっかりと作り込まれた日報は書くだけで労力が必要になるし、脳をフル活用し、改善点や良かったところ、悪かったところ、次回の目標、今日報告すること、残業時間、予定残業時間など、もろもろ書くとなると1時間くらいかかる。
その1時間でどれだけ整備が進むと思ってるんだ。
状況を把握したいのはわかるが、その日報を人事考課に9割影響すると言われてしまったら、作業よりも日報がすべてになってしまう。
これは現職に就く前の輸入車ディーラーで実際にあったことだ。
半年に一回の目標設定とゴールの確認くらいに留めておいてもらいたいな。
話がコロコロ変わる(社長や責任者が気分で指示を変える)

さっき、社長こうやって言ってましたよね?

そんなことは言ってない。俺はこうやって言った。
こんなやりとりが、毎日10回はあった。
それも、2分前に行ったことや3分前に行った事を平気で覆してくる。
最初は、言った事をすぐに忘れてしまうのかと思ったのだが、顔を真っ赤にして、余裕で話を変えてくるから困ったもんだ。
例えば、一番俺がムカついたのは、

上半期在籍してたから、ボーナス全額支給するからあと2ヶ月残ってほしい。

まあ、次のL社に聞いてみますけど、ボーナス全額もらえるんですね?

うん、ヴェルニスのお陰でここまで会社も大きく出来たし、それくらいは全然いいよ。

わかりました。それなら相談してみます。
それで、実際に辞める時にはボーナスはもらえなかった。
話が違うと言っても、「そんなこと言ってない」の一点張りだ。
もう、メンドクサすぎて、俺は口論すらしなかった。

マーケティングも整備の売上もほとんど俺がやってきたから、俺がいなくなったらどーなるか思い知れ。潰れろ。
そう思い、3社目のブラック工場を後にした。
現在、どうなっているかというと、俺がいなくなったことで、他の整備士も辞め、在籍1名。
そして、ずっと求人票が出ている状態だ。

ヴェルニスがいなくなってから、マジで大変なんだって!

そんなもんは知らん。
こういう経験をしたからこそ、判断材料に社長を見る時には、言葉遣いや考え方、眼球の移動場所や面接時の動作などに気を配るようになった。
余談だが、一度、社長と俺のやり取りを録音しておいたことがある。
それを話が変えられて、認めなかった時に聞かせたが、それ以降は俺にはかなりマイルドになった。
残念ながら、その後信用していたため、辞める時の話を録音していなかったのは俺のミスだ。
盗聴とか言うやつがいたら、俺の記事を読んでいる資格はないな。
許可をとればいいんだ。
応募した勤務先と違う場所に内定される
失笑したよ。
勤務地(店舗)を指定した上で、募集をかけているにも関わらず、面接後に提示された条件で全く異なる勤務地にされていたんだ。
俺は鼻で笑うしかなかったよ。

(募集と話しが違うな。面接でも募集してた勤務地の話だったが…)
まあ、これの何がいけないかって話をする。
今後、言ってることとやっていることがメチャクチャになる可能性が高い。
信じられるか?
言ってることとやってることが全く違う会社を。
俺は信じられない。
急に条件を変更する可能性、従業員の同意を得ずに規約を変更する可能性は大いにある。
この条件を提示してきたのは、みなし残業でも金額が合わなかった会社だったんだが、信用に値しないことは明白だ。
誰が「うん」と頷くだろうか。
コミュニケーション能力が高い人歓迎!」と書かれている

ふっ。邪悪な言葉だな。
これが何を意味するか?
“うちには問題がある人がいるので、みんな辞めていってしまいます。辞めさせることもできないので、対応できる人来てくれませんか?”
ということだ。
アルバイトでもそうだ。
営業とかであれば、コミュニケーション能力が欲しいだろうが、整備士業界でこの文言を見たら注意が必要だ。
俺も色々と話を聞いているからな。
求人票に「意思疎通のできる方」とある(問題社員がいる可能性大)
この文言も上記と同じ。
会社のがんとなる人物がいる、あるいは社長の言うことをなんでも聞ける人材を求めている。
普通にしていれば、意思疎通は難なくできるのが社会人だ。
それをあえて求人票に書いている時点で、問題があるのは明白だ。
「未経験OK」「3級でもOK」と書かれている(人が定着しない)
正直なところ、俺の友人の話や過去の経験から言うと、違法改造をさせられる可能性が極めて高い。
3級整備士または未経験というのは経験も浅く、法令に関しての知識も乏しい。
つまり、社長が都合のいいように使える人材ということになる。
実際、俺が3社目に入社した会社はこれまで整備士資格を持っていない人でやっていたらしいが、違法改造や車検後戻し、エアコンガスの大気放出、エンジンオイルを下水に流すということを普通にやっていた。
T社で育った俺からしたら、
ありえねーだろ!
の一言だ。
エアコンガスを大気に出すなんて、家庭用エアコンのクソ設置業社(←かなり揉めたことある)がやることだろ。
将来の子供たちのこと考えてねぇのかコイツら。と思うしかなかった。
マニュフェストすら知らないやつらが、この整備業界にはまだまだ多い。

車検通ったから元の状態に戻すなんて、整備士ナメてんのか。
君を含め、2級整備士以上の整備士は真面目で意識が高い奴が多いと思っている。
誤解を恐れずに言うが、3級整備士は正直、無意味な資格だ。
3級整備士が必要とされる場面がなく、整備主任者や分解整備の観点から見ても、3級の整備士資格は持っていても使うところがない。
また、3級整備士に対して評価を与えるところも少なく、手当がつかないことがほとんどだ。
部品名称を知っているという点においてはいいかもしれないが、俺が社会人初めてのT社では女性も研修によって部品名称など覚えていたことから、本当に意味のない資格だと考えている。
そんなの言ったら整備士資格すら持ってなくても
触れる奴いっぱいいるじゃねーか。
と言われたらそれまでだが。
現段階において、1級の整備士資格も意味がない。1級を取得するまでの過程で得た知識は多いに役立つが、資格自体はブランディング以外に使用用途がない。
手当がつくところもあるが、1級にはつけないという会社も多々ある。
つまり、知識がないのをいいことに、違法行為を平気でさせてくる。
2級以上の整備士では法令に関しても重んじる傾向にあるため、あえて雇わないというのもブラック企業がすることだ。
もっと言えば、雇ったところで、正義感の強いやつらは全員辞めていく。
だから、求人票には「未経験OK」や「3級整備士歓迎」などと書いている。
面接時に整備士が挨拶をしない(人間関係が悪い or 心が病んでる)
これも労働環境に大きく影響してくる。
挨拶をしない会社を何社も見てきたが、その全てが従業員同士のコミュニケーションが取れていない。
派閥もある。
こういう会社では、どちらかの派閥に行くしかなくなる。
それでもいいなら俺は止めない。
俺はクソみたいな会社にはいたが、従業員同士は仲がいいところに今まで勤めてきた。
だから、耐えてこれたのもある。4社目はひどかった。
入社してみると、従業員同士の会話はない。最低限も最低限の会話だけ。
どこどこのご飯がおいしかった、昨日どんなことがあった、ここに遊びに行ってきてさ。
そんな会話はない。無言でもくもくと作業するだけ。会話するだけで雰囲気が悪くなるから全員が口を開かない。
笑うと言うことすら忘れてしまった。
今は転職して5社目、笑いながら会話ができている。
久々に笑ったよ。顔の筋肉の使い方も忘れてしまっていたからな。
君にはそうなってほしくはない。だから伝えたいんだ。
俺が整備士からホワイトカラー転職に成功した体験談の記事も用意してある。

【まとめ用要約|VELNIS式 ブラック企業の見分け方】
- 俺は整備士として16年、5社を経験し、そのうち2社がガチのブラックだった。
さらに1社では暴力・パワハラを受け、転職のたびに「違和感」を無視して後悔してきた。 - ブラック企業には、必ず共通点がある。
条件が良さそうでも、求人票には書かれない“裏”がある。
だからこそ俺は、実体験をもとに「27の共通点リスト」をまとめた。 - 特に注意すべきは、
・給与条件の曖昧さ(固定残業・有給記載ナシ・異常に高い月給)
・社長のタイプ(元暴走族・整備経験なし・言うことがコロコロ変わる)
・職場環境の異常さ(挨拶なし・LINE指示・監視カメラ・毎日日報)
といった、**面接や求人票では見えにくい“空気”と“違和感”**だ。 - この27項目のうち、10個以上当てはまるなら間違いなくブラック企業だ。
信じるのは会社の言葉じゃない。お前自身の「違和感」だ。 - 「ブラック企業でも耐えられる」と思うかもしれないが──
本当にヤバいのは、気づいた時には心が壊れてること。
それが俺のリアルだ。
有給休暇に関して記載したページも用意した。
もし、君が今勤めている会社が『有給休暇がない』『毎年リセットされる』『法定通り付与されない』という疑問や不安をもっているのなら、参考になるかもしれない。
有給休暇に関して記載した記事はここから確認できる。(編集中)